【気になる台湾留学のテスト】師範大学と文化大学の各テストの違い

台湾の師範大学と中国文化大学(以下、文化大学という。)に中国語留学をした経験のある私が、師範大学と文化大学の小テストと各課のテスト、さらに学期末テストについてお話ししたいと思います。これから、台湾留学を考えている方や大学を変えたい・・・と、考えている方はどうぞ参考にしてみてください!


各大学の小テストと各課のテスト


まず始めに師範大学と中国文化大学の小テストと各課のテストについてお話ししたいと思います。ただ、小テストと各課のテストは担当の先生や教科書(クラス)のレベルによってかなり差が出るようですので、一概に師範大学はこうで、中国文化大学はこうだ!と言うことはできませんのであくまでも一つの体験談として聞いていただけたらと思います。

師範大学の各テストは?

師範大学には1日3時間の密集班(インテンシブコース)と1日2時間の普通班(レギュラーコース)というクラスがあります。今回は、私が受けていた密集班の各小テストについてお話ししたいと思います。まず、密集班のクラスの授業は3日か4日で一つの課が終わります(教科書は15課までございます。)ので各課の最後にテストがございます。テストは各担当の先生が作成していますので、テスト内容には多少バラツキがございますがその課で習った文法や単語などを使った問題が出題されます。そのため、師範大学では1セメスターに15回のテストがあるのです。(上のクラスに行くと内容が難しくなり授業スピードが遅くなることから15回もテストはありません。)さらに、師範大学では各課の単語を使った聞き取りの小テストも実施しています。そのため、ほぼ毎日聞き取りの小テストを受ける必要があります。どのような小テストなのかというと、先生が新出単語を使った文章を読みその内容を全てノートに書くというテストです。一字一句間違わないように全て聞き取る必要がありますので、必ず予習が必須となります。

師範大学は、各課の終わりにテストがあるのとほぼ毎日聞き取り(聽寫考試)を受けなければなりませんのでかなりハードな学生生活になります。ちなみに、1日2時間の普通班(レギュラーコース)でも基本的には同じことを致します。ただし、1日2時間しか授業がございませんので授業のスピードが少し遅く4日・5日で一つの課が終わるスピードで授業が進んで行きます。

中国文化大学の各小テストは?

文化大学では各課のテストが毎回行われるということはありませんでした。たまに単語テストがあるくらいです。ただし、中間テストがございます。中国文化大学は、中間テストと学期末テスト以外は各先生がどのような授業をするか決めることができるため、単語テストを毎日実施する先生がいれば全く小テストがない先生もいるようです。また、宿題についても先生の裁量となっています。中国文化大学のテストに関しては、留学したのが今から3年前の2014年のことですので少し曖昧です。また、当時私が受けていたクラスは初級クラスでしたのでそこまで厳しいクラスではなかったということもあるかもしれません。

師範大学と違う点は、中国文化大学では毎週インターネット上でTOCFL(台湾の中国語検定)の問題演習を受けなければなりません。この問題演習は中国文化大学内のパソコン教室(自習室)でもインターネット環境があれば自宅からでも受講することができます。中国文化大学は各課のテストを行わない代わりにインターネット上での試験があります。ただし、インターネット上での試験は全くと言っても良いほど緊張感がないため試験としては・・・という感じです。

授業は師範大学の方が厳しい

師範大学と中国文化大学は、同じ3時間の講義で尚且つ1セメスター(3か月間)で進む授業は同じです。しかしながら、師範大学ではその3時間のうちに小テストと各課のテストを実施いたしますのでかなりハードな授業だと言えるでしょう。師範大学の先生方は、限られた時間の中で中国語を教えなければなりませんので、どの先生も要点をまとめ効率良く授業を進めてくれます。一方、中国文化大学は特にテストなどは行われないため(私が留学をしていた時ですが・・・)3時間の授業の全てを教科書等の説明に充てることができます。そのため、指導熱心な先生に当たるとたっぷりと時間を使って中国語の勉強ができるといえるでしょう。ただし、時間に余裕が有るからと言って内容の薄い授業をする先生に当たった場合は、師範大学に通う場合に比べてかなり損な留学となることでしょう。ただし、学費の面から考えると中国文化大学の学費はとても安いため、学費に対しての授業という意味では中国文化大学の方が費用対効果が高いと言えるでしょう。3か月間の留学という意味では、師範大学に通った方が中国語をマスターできる可能性は高いと思います・・・。(個人的には)


各大学の期末テストとは?



各学期の最後には学期末テストがございます。この学期末テストである一定の点数を取らなければ、次の課(レベル)に進むことができませんので次の学期も履修する!という方は必ずテスト前に勉強をしてから試験に臨んでください。次の学期は履修しない!帰国する!という方は気楽に試験を受けても構いません。

師範大学の学期末テスト

師範大学の学期末テストは、聞き取り問題、口述問題、記述問題などがございます。この問題形式はどのレベルのクラスであったとしてもあまり変わらないように感じます。

まず、聞き取り問題はパソコンに繋いだヘットフォンから流れる問題を聞いて、解答用紙に答えを記入するというものです。問題は試験会場毎に一斉に行われます。口述問題は、ヘットフォンから流れてきた問題に対してその場で答えます。会場には30人くらい学生がいますが、一斉に各々解答を致します。皆さんヘットフォンをつけていますので、構わずに自分の思った答えを喋ってください!解答は録音され、録音された解答を元に採点されます。記述問題では問題と解答用紙が配られますのでよく問題文を読んでから解答をいたしましょう。

採点の結果、60%以上正解していれば次の課に進むことができます。さらに、95%以上点数が取れれば飛び級をするということも可能です。飛び級と言っても師範大学では教科書の頭から始まる授業だけではなく、教科書の途中から始まる授業もたくさんありますので少し上のクラスの授業を受けられると言うだけです。また、飛び級をするためにはさらに少し難易度の高い試験を受けて初めて上のクラスに行くことができるようです。

中国文化大学の期末テスト

文化大学の期末テストでも聞き取り問題、口述問題、記述問題がございます。師範大学ではいくつかのクラスがまとまってテストを受けるのに対して、文化大学はクラス毎に試験を受けます。口述問題は、試験中に順番に呼ばれ先生と一対一で行われます。どのようなことをするかはクラスのレベルによって異なるとは思いますが、先生からの質問に答えたり資料を見て考えたことをその場ですぐに答えるというようなテストが行われます。聞き取り問題は、CDを聞いて問題を答えるという至って簡単なものです。

中国文化大学の進級条件は、私は1セメスターしか授業を受けませんでしたので詳しくはわかりませんが、テストの成績によって進級ができるかが決まるようです。この点に関しては、師範大学と同じです。

期末テストを受けた感想

私が期末テストを受けた感想は、どちらもすごく難しい!というわけではなく、授業をしっかりと聞いていればわかるような問題ばかりでした。聞き取り問題に関しては、師範大学の形式の方が聞き取りやすかったように感じますが、口述試験は文化大学の方がゆっくりと時間を使って回答をすることができますので私的には文化大学の方が好きでした。


まとめ|大学の試験って?


大学の小テストに関しては、先生の裁量によって結構変わってくるようです。中国文化大学の場合は、先生によって小テストがあったり無かったりいたします。もし、小テストがない先生に当たった場合は、クラス変更ができますので心配はないと思います。師範大学は、小テストが義務化されているようですので必ず行われますが内容は先生に任されているようです。そのため、これまた先生によって結構差が出てきます。学期末試験に関しては、どちらが良いということはございません。今まで勉強した成果を発揮してください。

最後に、中国文化大学に通っていたのが2014年のことですので現在どのような授業が展開されているかは正直・・・わかりません。劇的に変化した!ということは2017年の今でも当時と同じテキストを使っているということですのでそこまで大きな変化はないとは思いますが、もし心配な人は直接文化大学にお問い合わせをしてみると良いと思います。師範大学には2017年まで通っていましたのでおそらく上記の内容で間違いはないと思います。

小テスト・期末テストに関してはクラスの先生が詳しく説明してくれますので、入学前に心配することはあまりないと思います。ぜひ、楽しい留学生活を過ごしてください!

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