台湾の2つの大学に留学した私が教える台湾留学では英語は必須なの?

私は中国語の勉強のために台湾の「中国文化大学」と「師範大学」に語学留学をいたしました。今回はその時の留学経験から台湾で語学留学する時には、英語能力が必要なのかと言うことについて書いてみたいと思います。これから書く内容は、中国文化大学・師範大学のどちらにも共通して言えることですので、台湾留学を考えているという方はどうぞ参考にしてみてください。


入学手続きや説明会で英語は必要?


まず始めに大学の入学手続きの際に英語が必要なのかというと、英語は必要ありません。入学手続きはどちらの大学でも全てインターネット上で申請ができるようになっていて、各大学の日本語ページから入学手続きをすることができます。また、何かわからないことがあって大学にお問い合わせをした時でも日本語で回答をもらうことが可能です。

説明会(オリエンテーション)は日本語?

大学の授業が始まる数日前に学校で授業等の説明(オリエンテーション)がございます。このオリエンテーションに関しても・・・実は、英語は必要ありません。ここからは私の体験談を少しお話ししたいと思いますが、中国文化大学のオリエンテーションは中国語での説明でした。台湾のビザについてや授業の説明などを中国語で説明された後に、日本人のボランティアスタッフによる補足説明と館内案内をしていただき終わりという感じでした。中国文化大学のオリエンテーションでは英語は全く必要ありませんが、中国語ができた方がより説明が頭の中に入って来ると思います。ただ、日本語での説明もありますので台湾で一から中国語を勉強する!という考えでも特に問題はございません。

次に師範大学のオリエンテーションについてお話しいたします。師範大学では、日本語が話せる台湾人の事務の方が大学の授業・ビザについて詳しく説明してくれます。師範大学は台湾の3大有名大学の一つで、ものすごく大きな大学になりますのでボランティアスタッフではなく大学の方がしっかりと日本語で説明をしてくれます。師範大学のオリエンテーションは30分くらいで終わりますが、説明の後に日本人のボランティアスタッフが大学案内をしてくれます。師範大学は一年間に4回しか入学機会がないことから一度に集まる日本人の学生はたくさんいます。そのため、日本人だけでオリエンテーションや学校案内をしてもらえます。同日に韓国グループや英語圏グループも同じくオリエンテーションがございますので、大学に日本人しかいな・・・ということはありません。

このように中国文化大学・師範大学では日本語や中国語でオリエンテーションがありますので、英語が必要だということはございません。


授業では英語が必要なの?


私は日本の大学で中国語を専攻していたわけではございませんので、台湾に留学をした時は中国語が全くわかりませんでした。ピンインは当然読むことはできますが、発音は・・・全くできていませんでした。「你」という漢字さえ正確に発音が出来ないほど中国語がわかりませんでした。そのため、初めての台湾留学では英語圏の方たちに混ざり一緒に「bo po mo fo」から勉強をいたしました。私が最初に留学をしたのは中国文化大学になりますが、中国文化大学の一番下のクラスを履修いたしました。というよりも能力がなかったため選択肢がなかったというのが本当のところです。それでは、その時のことを少しお話ししたいと思います。

授業の半分は英語・・・

私が履修したクラスの授業は初歩の初歩になりますので、クラスメートは日本人・・・ではなく韓国人やイタリア人・アメリカ人・モンゴル人・ペルー人でした。私は日本人ですので漢字を見ただけである程度中国語の意味がわかりますが、他の方達は漢字を見ても全くわからない・・・という人がほとんどでした。ただ、この時の授業は半分以上英語での説明でしたので外国人の方は先生の話を理解できたかもしれませんが、私は先生の話は半分くらいしか正確には理解できませんでした。大学の授業は1セメスター3か月間の授業になりますが、先生が本格的に中国語で授業を始めたのは最後の1か月間だけです。

台湾で中国語を学ぶ場合、初歩のクラスを履修するとほとんどが英語での説明になります。私は、中国文化大学で3か月間の留学を終えた後に師範大学に移ってさらに中国語の勉強をいたしましたが、やはり初歩のクラスでは英語で中国の説明がなされるようです。ただし、最初のレベルからクラスを一つ上げると大部分が中国語での説明になります。たまに、先生が新出単語の意味を説明したときに、学生があまり理解していないようであれば英語で中国語を教えるということがあるくらいで、95パーセント以上は中国語での授業になります。これは、中国文化大学でも師範大学でも同じです。

ただし教科書の内容は英語

中国文化大学や師範大学さらには台湾大学で使われているテキストは、中国語と英語で書かれています。そのため、学習するときは英語を日本語に訳せなければならないのです・・・。と言っても、英語を訳さなくても中国語の辞書で調べれば問題なく勉強ができますので英語は必要ありません。

中国文化大学で使われているテキスト


上記が中国文化大学で使われているテキストになります。上記のテキストは師範大学が発行しているもので、師範大学以外ほぼ全ての語学学校で使われています。テキストは4冊構成になっていて、1冊目のテキストだけピンインが付いています。語学学校では、1セメスター(3か月間)で1冊のテキストが終わるスピードで授業が進められますので一年間留学をすれば全てのテキストを勉強することができるのです。4冊全て勉強が終わると日常会話には困らない程度の中国語が身につくようにテキストが構成されていますので、最低1年間は留学をしてください!ビジネスとして中国語を使いたいという方は、2年間の留学が必要だと言われていますので、お金と時間がある方は2年間学ぶことも検討してみてはいかがでしょうか。

師範大学で使われているテキスト


上記が師範大学で使われているテキストになります。上記のテキストは約2年くらい前に師範大学が新たに作ったテキストになります。中国文化大学で使われているテキストと何が違うのかというと、内容が師範大学に通っている方向けになっている点です。どう言う事かというと中国文化大学のテキストでは一般的な事例を用いた内容になっていますが、師範大学が使っているテキストは登場人物が師範大学に通っている留学生という設定になっていて、事例でも師範大学が使われますので師範大学の学生にとってはイメージしやすい内容となっているのです。レベルに関してはどちらのテキストも師範大学が作っていることから差はありません。

中国文化大学と師範大学を比べてみた!


英語があった方がコミュニケーションが取れる!


台湾留学では英語能力は高卒レベルでも全く問題なく留学ができますが、英語が使えた方が英語圏の方たちと交流ができるため時間のある方は勉強をした方が良いと思います。私の実体験としては、中国文化大学に留学をした時はアメリカ人・イタリア人のクラスメイトと英語で交流をいたしました。また、授業中に一緒に会話文を作成してみんなの前で発表すると言うような学習もございましたので、その時は英語が必須でした。師範大学に留学した時は、フィリピンのクラスメイトがいましたのでこちらも英語を使う機会がございました。ただ、クラスのレベルが上がるにつれて英語を使う機会はどんどん減ってきます。台湾で半年も留学をするとクラスメイトのほとんどが中国語を使いますので、英語を使うと・・・空気が読めない奴になってしまいます。

台湾留学では意外にも英語を使う機会はありませんが、学校内には外国人の方が本当にたくさんいます。海外の方は日本人が思っている以上におしゃべりが好きで話してみると楽しい人が本当にたくさんいます。そんなワクワクの台湾留学であるのに、言葉の壁によってつまらない留学になった・・・なんて言うのはあってはダメです。ぜひ、台湾留学では英語は必要ない!(実際に必要はありませんが・・・)とは思わずに英語の勉強もしてみてください!