【リゾバ派遣から正社員】正規社員であることの利点|給与や待遇は?

2年間で10カ所以上のホテル・旅館でリゾートバイト(略してリゾバ)を行った私が、リゾートバイトで派遣された職場で正社員になる方法や正社員になることのメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。現在リゾートバイトをしている人、リゾバの派遣先で派遣期間の延長をお願いされている人、地元を離れて生活をしたいと思っている人はぜひ最後まで御覧ください!


リゾバスタッフは正社員になれるの?


まず初めにリゾバ派遣社員は、正社員になれるのかという話をいたします。リゾバ派遣社員は、3ヶ月間という派遣期間でリゾバをするケースが多く、派遣期間の満了後は契約期間を延長するか、他のホテル・旅館で働くかリゾバを止めるという選択肢がございます。派遣期間の延長は、離島や夏休み・春休み期間だけのシーズンバイトでなければほとんどの派遣先で延長が可能です。派遣期間を延長する場合はどのくらい延長するのかという交渉もホテル・旅館の人事担当者に出来ます。では、正社員にはなれるのでしょうか?

正社員になれる職場となれない職場

正社員になれない職場とは、上記で述べたシーズンバイトの場合や残業が全くない職場の場合です。ハイシーズンに多くのリゾバスタッフを雇うホテル・旅館では、シーズンが落ち着けば今いる正社員だけで業務が回る場合がほとんどなのです。つまり、忙しい時期の助っ人としてリゾバスタッフを雇っている場合は正社員にはなれないのです。(空きがりません。)また、残業が全くない職場では正社員を雇い入れるよりもリゾバスタッフとして雇っていた方が人件費の節約につながるります。つまり、正社員にはなれないということです。

※ただし、飲食業では辞職率が高いため正社員の枠が頻繁に出ます。

では、どのような職場では正社員になれるのでしょうか?一つは、残業が月に数十時間ある職場で正社員にした方が会社としてもメリットが大きい場合です。リゾバ派遣は、リゾバスタッフがもらっている給料に上乗せする形で派遣会社がホテル・旅館に派遣スタッフの紹介料を請求しています。つまり、リゾバスタッフが手取りで20万円もらっている場合、派遣会社はホテル・旅館に25万〜30万円くらいは請求していることになります。つまり、ホテル・旅館側はリゾバスタッフを正社員として雇った方が断然お得だということになります。(紹介料を払う必要がないため)

基本的に正社員になれるのは上記の場合ですが、派遣期間を何度も更新していると”正社員にならないかい?”とお誘いを受けることがあるようです。ただし、”準社員にならないかい”と言われた場合はリゾバ派遣社員にとってデメリットしかありませんので、ならない方が良いとは思います。

準社員にはなるな!

準社員とは社会保障に加入ができる社員です。そのため、ホテル・旅館側が厚生年金や健康保険を一部負担してくれるということです。それ以外は特にメリットはなく、例えばボーナスはありませんし、今まで寮に無料で住めて入られたのにもかかわらず有料になったり、食事手当ても有料になります。さらに、給料は固定給になってしまいますので手取りがリゾバスタッフの時の4分の3以下になってしまいます。しかも、サービス残業もしなければならないのです・・・

社会保障に加入したいのであれば、派遣会社に言えば派遣会社の社会保障に加入ができます。つまり、リゾバスタッフとしての高待遇を維持しながら年金や健康保険などの社会保障に加入ができるのです。

正社員になる方法

正社員になる方法は、自分から”正社員になりたいんですけど!”と、社員さんに話すことで人事の方に伝えてくれるようです。派遣期間を何度も延長している場合は、相手の方から”正社員にならない?”と言ってくれます。また、派遣会社を通して正社員になれるのかという話をすることもできます。
※ただし、正社員になれるのは派遣会社との派遣期間が満了してからになります。


リゾバスタッフが正社員になると?


リゾバスタッフの月収(手取り)は20万円から25万円です。しかしながら、正社員になってしまうと16万円〜20万円くらいの固定給になってしまいます。リゾバスタッフは寮費が無料ですが、正社員になってしまうと月々2万円くらい寮費が給料から天引きされます。また、食費に関しても有料になりますので5,000円から1万円くらい引かれます。社会保障(年金・健康保険)に関してはリゾバスタッフでも正社員でも大した変わりません。残業に関しては、リゾバスタッフは残業代として給料になりますが、正社員の場合は残業代がつく場合があればサービス残業になることもあります。(飲食業ではほとんどがサービス残業です。)

ここまで見ると、正社員になるメリットがないように思われますが正社員になるとボーナスがあります。さらに、何年も勤めれば役職がついて給料が上がります。40・50代になった時に給料の差がはっきりと分かるのです。例えば、半年後に海外留学をしたい!ワーキングホリデーをしたい!と思っている人や起業したいと考えている人は、今使えるお金を手に入れることのできるリゾバスタッフでいることをお勧めいたします。しかし、早く安定したいという方は正社員になると良いかもしれませんね。


あらためてどんな人が正社員になるの?


私の2年間のリゾバ経験からどのような人が正社員になっているのかというと、一番は地元が近くだという人です。関西出身の人が関西圏でリゾバをして、その職場が居心地の良い場所であったため就職をしたという人が圧倒的に多くいます。次に多いのが、派遣先のホテル・旅館で恋人ができたという人です。彼女(彼氏)と離れ離れになるのが嫌で正社員になる方もいます。また、地元が嫌でリゾバを始めた方がそのままホテル・旅館でずっと勤務をしていた結果正社員になった方もいます。さらに、次の派遣先を探すのが面倒になったという人も中にはいるのです。

迷った時は正社員になるな!!

現在派遣先の社員さんから”正社員にならないかい?”と言われている人で少し迷っている人は、正社員にはならない方がいいと思います。なぜかというと、あなたは今リゾバ中なのです。もし、地元のホテルや・旅館で勤務している方が”正社員にならないかい?と言われたのであれば、迷うことなく正社員として働いた方が自分のためにも両親のためにも良い選択だと思います。でも、あなたは今リゾバ中なのです。もっともっとたくさんの場所で働き、たくさんのことが経験できる切符を持っているのです。私は、その切符は正社員になることよりもより素晴らしいものだと思います。

「”迷った時は、まだ見ぬリゾバに賭けてみるべき!”」






リゾバスタッフはリゾバ以外にもできる


リゾバスタッフとしてホテルや旅館で働くと、自分は飲食業で生きて行くのだ!と錯覚してしまうかもしれませんが、リゾバを経験した人は飲食業以外でも働ける能力が身についているのです。そのため、営業職でも技術職でも、事務職員として働くこともできるのです。もちろん、起業をするぞ!という考えもいいと思います。リゾバを終えると自衛隊の方のように、いつの間にか貯金がたくさんある!と気づくのです。さらに、自分が成長しているとなるともう何でも出来てしまいます。ちなみに、私は海外留学をしました。しかも、台湾とフィリピンの2カ国にです。両親には一切お金の援助をしてもらわなくても、リゾバ貯金だけで留学ができたのです。

リゾバに出会えた私とみなさんは本当にラッキーだと思います。なぜなら、リゾバは人生を変えてしまうほど素晴らしいお仕事だからです。今回、正社員になるの?ならないの?という話をお伝えいたしましたが、私の個人的な意見を述べさせていただくと正社員になるのは最後の手段なのです。例えば、大学4年生が必死に就職活動を行い、正社員になりたい!なる!と頑張っている人もいます。それが普通なのかもしれません。でも、リゾバに出会ったみなさんは本当に最後の最後に正社員になるべきなのです。正社員になることがリゾバのゴールではないのです。

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