20代では気づけないアルバイトと正社員では生涯年収が一億違う

これは私が大学生の時、法学部の授業で行政書士の資格を取得すると言う講義の中で行われた模擬テストで出題された問題の1つの選択肢です。”アルバイトと正社員とでは生涯年収が一億円以上違う”です。当時、この問題を見て一億円違うなんて・・・そんな訳ないじゃん!と思いながら4択問題の1つのあしを見たのでしたが、20代後半になり改めて考えてみるとアルバイトと正社員とでは生涯年収が一億円以上違うんじゃないかとリアルに思い始めました。今回は、20代前半では気づけなかった生涯年収の差一億円について私なりの考えを書いてみたいと思います。


生涯年収その差1億円以上は本当だった!


まず生涯年収と言う言葉の確認を致しましょう。生涯年収とは、その名の通り生まれてから死ぬまでに貰える収入のことを指します。収入を大きく分けると高校・大学を卒業した後、就職をして定年退職するまでの収入(現役収入)と定年退職をした後に貰える年金(リタイア後の収入)に分けることが出来ます。

次に、アルバイトと正社員の収入についての説明をしたいと思います。正社員は、固定給与で年間数%ずつ年収が上昇し、年に数回ボーナスが有り、毎月給与から厚生年金を支払っていますので老後に貰えるお金が安定しています。一方、アルバイトは時給で働きますので働かなければ(働けなければ)お金をもらうことが出来ません。また、高校又は大学を卒業してから65歳までずっと継続してアルバイトをすることは現実的に難しいため、約40年間ずっと仕事をし続けることは出来ません。また、ボーナスはありませんし、厚生年金もございませんので老後の収入も少ないと言うことになります。


〜生涯年収一億円って本当なの?|単純計算をしてみる〜

上記でも述べましたが、アルバイトと正社員の生涯年収が一億円も違うと言うことは大学生の時は本当なのかなと言う疑いがございました。そのため、今回は生涯年収を単純計算してみようと思います。

例えば、年収400万円の人がいたとします。この400万円と言う年収が20代では少し高いと感じる人もいるかもしれませんが、今回は生涯年収を計算致しますので、今20代の人が40代になっても年収が200万円しかないと言うことはまずないと思います。年収が500万円〜600万円になる人が沢山いると思いますし、将来的には1,000万円以上貰うと言う人もいるでしょう。ですので、22歳で企業に就職をして65歳で退職することを想定した平均的な年収として400万円と言う数字を使います。実際には、400万円以上と言う数字が出ています。

400万円×43年間=172,000,000円になります。数字が大きいので分かりにくいと思いますが一億七千二百万円です。正社員であれば現役時代に約1億7000万円稼ぎ、更に65歳から死ぬまで毎月年金をもらうことが出来ます。単純計算ではこのような金額になりましたが、男性で大卒の場合は約3億円の生涯年収があると言われています。

一方アルバイトの場合、月に13万円43年間もらったとすると13万円×12ヵ月×43年間=67,080,000円となります。約6千700万円です。正社員と比較をすると一億円の差があることが分かります。しかも、50歳でアルバイト先をクビになり再就職が出来なければこの金額から10年分削られることになります。更に、アルバイトの方は厚生年金を納めれませんので老後は国民年金だけになります。もし、アルバイト期間中に国民年金を未納にしていたりすると年金が全くもらえないと言うことケースもございます。

このように、アルバイトと正社員では生涯年収が一億円違ったのです!


アルバイトのメリットを少し考えてみる


生涯年収が一億円あるからと言っても生涯使えるお金が一億円ある訳ではございません。年収と手取りでは意味が違うからです。

アルバイトをすることのメリットは、即金として手取りが多くもらえることです。多くもらえると言うよりは、引かれる税金や社会保障がないために多くもらえるのです。例えば、月収20万円の正社員と月収20万円のアルバイトでは正社員は厚生年金や雇用保険料、国民健康保険料が引かれるために手取りは16〜17万円くらいになってしまいます。しかし、アルバイトで20万円稼ぐと所得税が引かれるくらいで手取りとしては19万円以上あります。もちろん、個人で健康保険や国民年金を納めると手取りとしては正社員と同じくらいになるのですが、家族の健康保険に入ったり国民年金も減額や免除申請をしたりすると少しは安く抑えることが出来ます。(20万円もらっていたら国民年金の減額や免除申請は通らないとお思いますが。)

また、アルバイトは働いた分しか給料がもらえませんがサービス残業をせずにすみます。そのため、正社員の人よりも確実に有効な時間があります。この時間をダラダラと過ごしている人は本当に生涯年収一億円の差がつくと思いますが、語学勉強をしたり国家資格の試験勉強をして合格が出来れば、例え数年間アルバイト期間が有ったとしても生涯年収に大きな差は生まれないと思いますし、逆に生涯年収を増やすことも出来るでしょう。

将来のことを見据えたアルバイトは否定はしません。私自身も27歳になるまでアルバイター(フリーター)でした。これからはアルバイト期間中に得た経験を生かして仕事ができればと思います。


20代では気づけないアルバイトと正社員では生涯年収が1億違う


今後どうして行ったら良いの自問自答


27歳になるまでアルバイトを行っていた私ですが、実際はアルバイトではなく派遣社員と言う仕事でした。派遣社員は派遣会社に雇われていますので派遣会社の雇用保険に入ることが出来ます。そのため、毎月厚生年金等の社会保険料を支払っていました。しかしながら、派遣社員が働くのは派遣会社ではなく派遣先のホテルや旅館です。そのため、ホテル・旅館側から見るとただのアルバイトとして見られます。ですので、周りの人にはアルバイトと言っていました。

私が行っていたのはリゾートバイトと言うアルバイト(派遣社員)です。リゾートバイトは全国求人で好きな都道府県で働くことが出来ます。月収25万円から社会保障料が引かれ、毎月約22万円の振込がございました。食費・寮費が無料ですので月々の支出はほとんどなく毎月10万円以上貯金をすることが出来ます。派遣社員にはボーナスはございませんので、アルバイト<派遣社員(リゾバスタッフ)<正社員のような位置づけになります。生涯年収は正社員よりも少なくなりますが、月々に使えるお金は正社員よりも上です。そのため、海外留学に行こうとしている人やまとまったお金を作りたいと考えている方にはぜひお勧めです。

私は27歳になるこの年にリゾバを引退し、次のステージに向けて歩んでいます。今でもアルバイトをしていて良かったのかな?もし、正社員として働いていたら今どうなっているのかなと自問自答をすることがございますが、自分の選んだ道を信じて突き進みたいと思います。

今度どうしたら良いのかなんて誰にも分かりません。でも、決めるのは自分です。今ま生きてきた直感を信じて進むべき道を見つけて欲しいと思います。