知らないと損するリゾバのお金事情(給料・交通費・社会保険について)

さて今回は・・・リゾバ経験をしなければ知らないであろう、リゾバのお金事情についてお話ししたいと思います。具体的には、リゾバの給料(時給や待遇)・交通費・社会保障についてです。これからリゾートバイトをする!現在リゾバ中という方は是非最後までご覧になってみてください!

※記事内容は、私個人的な考えによるものです。


給料に関するリゾバ事情


リゾートバイト(リゾバ)と言うのは、リゾート地で働くアルバイトの略称になりますが実際には、過疎化が進み若い人材がいない田舎のホテル・旅館でフルタイムで働く契約社員になります。そのため、遊ぶつもりでリゾートバイトを始める!と言う人がいるかもしれませんが、一週間に5・6日の出勤がございますので派遣先によっては働くだけで何もできない!と言う所もございます。

時給に関しては、900円から1,000円程度になると思いますが沖縄だと750円〜800円、北海道だと850円から900円程度になります。離島勤務の場合は北海道でも900円以上の職場があったりいたします。一ヶ月の給料にすると、15万円〜25万円と結構幅がございます。

残業が絶対に計上される理由!!!

リゾバはホテル(飲食業)での勤務になりますので、ほとんどの職場で残業が発生いたします。ホテル業界は、ブラックな職場が多く残業をしても正社員の方は1円にもなりませんが(正社員の待遇に関してはそこそこで違うと思います。)リゾバスタッフが残業をした場合には必ず残業手当がつきます。具体的に言うと一日8時間越えの勤務時間には25%増しになります。深夜残業(8時間越えで尚且つ22時以降の勤務)の場合は時給に50%上乗せされます。

なぜ、リゾバではこのように残業代や深夜割増がきっちりと支払われるのかと言うと、派遣会社を通してリゾバ派遣をしているからです。どう言うことかと言うと、派遣会社(有名どころで言えば、アプリリゾート・ヒューマニック・アルファリゾート)は派遣先のホテル・旅館にリゾバスタッフが働いた給料に上乗せする形で派遣費用を請求しているのです。どう言うことかと言うと、例えばリゾバスタッフの給料が20万円だといたします。その場合、派遣会社は派遣先のホテル・旅館に20万円を請求するのではなく30万円請求するのです。その10万円が”リゾバスタッフの紹介料(派遣料)”なのです。

リゾバスタッフが働けば働くほど、派遣会社の収益が大きくなるのです。逆にホテル・旅館は派遣会社1名に対して30万円以上の派遣料に支払っていると言うことにもなります。

派遣会社の社員は時給を上げる権限がある

実は派遣先のホテル・旅館の方々はリゾバスタッフの給料(時給)がいくらなのかと言うことは知らないのです。派遣先のホテル・旅館側は、リゾバスタッフの派遣料として30万円程度請求をされるだけで、派遣会社とリゾバスタッフの取り分は知らされていないのです。

このことがどのような意味を表すのかと言うと、時給の上げ下げは派遣先のホテル・旅館ではなく派遣会社が実権を握っていると言うことです。そもそも、リゾバスタッフの時給が知らない派遣先のホテル・旅館に対応を求めても相手が違うのです。そして、時給と言うのは派遣会社が派遣先に請求する金額の範囲内で決められますので、派遣会社が取り分を少なくすれば派遣社員(リゾバスタッフ)の給料は上がるのです。

どのような場合に時給を上げてもらえるのか?

リゾバでは基本的にはどんなに長く働いたとしても時給は上がりません。例えば、1年間リゾバを続けていれば派遣会社の方から”君はうちの会社で1年も働いてくれているから、全ての求人の時給を20円上げて雇います!”と言うことは絶対ございません。リゾバでは基本的には表示されている時給で雇われます。例え、能力が高かろうと(逆に低くても)リゾバ派遣会社の方々はリゾバスタッフのことを使い捨ての派遣要員としか思っていません。では、どのような時に時給を上げてもらえるかと言うと・・・派遣会社の社員に不手際があった時、リゾバスタッフを納得させるために使われます。実際にどのようなことかと言うと、例えば”ここはめちゃくちゃ稼げる職場だよ!”と言われて派遣されたのに、全然稼げなかったりした時に”全然稼げじゃねーか!派遣先を変えろ!ふざけるな!”とリゾバスタッフが怒った時に、”すみません・・・時給を50円上げるので期間を満了してください・・・”と言うように言われるのです。リゾバとは、全てお金での解決なのです。

リゾバとは、皆さんの労働という餌に悪い大人が群がっている世界なのです。一番損をしているのは、派遣先の旅館・ホテルです。リゾバスタッフにとっては、高時給で働きながら食費や寮費が不要であるため一ヶ月に10万円は確実に貯金ができます。利用すると言うと少し悪い気がいたしますが、自分の夢のためにリゾバという選択肢はありです。


交通費に関するリゾバ事情


リゾバでは基本的には3ヶ月の期間満了の場合には交通費が全額支給です。交通費に関しては北海道を例に挙げると、九州や沖縄から来る人を想定した交通費の上限額を設定しているわけではございませんので、実際にかかった交通費の100%が支払われるわけではございません。同じように、沖縄や九州の職場に北海道の人が行くことを想定した交通費になっていませんので、その場合はいくらか自己負担する場合がございます。

交通費も派遣会社が決めている

交通費に関しても派遣先のホテル・旅館の方がいくら支払っているのかと言うことを知るよちがございません。そもそも、リゾバの交通費の支給は基本的には任期満了後、最後の給料に計上されることになっています。期間満了後に交通費が支払われると言うことは、リゾバスタッフが実際にかかった交通費を計算すると言う名目がございますが、派遣会社が期間満了後にスタッフの交通費を別途請求しているとは考えられません。と言うのも、派遣先のホテル・旅館には毎月の決済があるため、退社したスタッフの交通費だけを翌月に計算すると言うことは考えられないからです。

このことから、派遣会社の方はわざわざ”交通費”として派遣先のホテル・旅館に請求していないと考えられます。また、請求をしている場合であっても、わざわざ派遣社員の任期が満了するタイミングで請求をしていると言うことは考えにくく、請求しているのであればおそらく着任した月に請求をしていることでしょう。

リゾバ派遣会社はリゾバスタッフに支払う交通費に関しては、任期満了を条件にしているため途中でやめるスタッフには交通費を一切支払わないのに、派遣先のホテル・旅館からはチャッカリ交通費を請求しているのです。

派遣会社は交通費を全額支払える!

派遣会社は、リゾバスタッフに支払える交通費がたくさんあります。しかしながら、交通費は最低限度の金額設定になっていますので、遠方の方は自己負担しなければならない!と言うことが多々あるのです。でも・・・派遣会社は交通費を支払うことができるのです。そして、派遣会社のスタッフは交通費に関しては新人であっても、求人に記載している交通費よりも高い金額を支払うことができるのです。そのため、例えば交通費が安い求人の場合には交通費が低いため行けません!と言えば、金額の上限まで上げてもらえることができます。上げることはできないい!と言われれば、アプリリゾート・ヒューマニック・アルファリゾートとリゾバの派遣会社はたくさんございますので、派遣会社を変えます!と言えばそれだけです。

海外から赴任する場合の交通費は?

リゾバをしている人の多くは海外留学に行きたい!海外でワーキングホリデーをしたい!と言うか、もう既に海外へ行っている!と言う人もいるのです。そして、そんな人たちが海外から帰ってきてとりあえずする仕事としてリゾバがあるのです。

海外にいる人の多くは交通費が無料のリゾバをすれば海外から日本に行くための交通費が浮く!と考えると思います。しかしながら・・・海外からリゾバをする場合、海外から日本までの交通費は支給されないのです。海外からリゾバをする場合、通常は空港から勤務先のホテル・旅館までしか交通費が支給されないのです。海外から日本までの交通費に関する規定はどの派遣会社も同じで、いくら交渉しても海外からの交通費は支給してもらえません。例え、上限金額が2万円で国内の移動費が15,000円しかかからなかったため、5,000円分だけ海外からの交通費を支給してください!と言っても相手にしてもらえません。


社会保険に関してするリゾバ事情


リゾートバイトはリゾート地で働くアルバイトの略だと言うことを冒頭でお話し致しましたが、実際のところはフルタイムで働く契約派遣社員なのです。リゾートバイトが単なるアルバイトではないと言うことは、リゾスタッフは社会保険に加入する権利を持っているのです。リゾバでは基本的には3ヶ月間の雇用であれば、リゾバ派遣会社の社会保険に加入することができます。

社会保険に加入した方がいいの?

社会保険に加入した方がいいのかと言う疑問に関してお答えすると、社会保険に加入した方が絶対いいと思います。例えば、社会保険に入っていれば健康保険料の半分を会社が負担しれくれますし、年金に関しても基礎年金だけのフリーターや個人事業主とは異なり会社負担(全額ではございませんが・・・)で厚生年金を収めることができますので、将来いくらか高い年金がもらえるのです。

そもそも、健康保険に関しては絶対に支払わなければなりませんし、年金に関しても「免除」をしていない限り支払うことになります。つまり、加入できるものは加入した方がいいのです。
※年金の免除をしている方は、社会保険の加入と同時に免除がなくなります。ただし、免除ではなくなったとしても社会保険に加入した方がいいと思います。(加入は自己判断で!)

派遣会社の社員からは加入を勧めない!

リゾバの派遣会社は、従業員1人・2人の地元のパン屋さんではございませんので当然、リゾバスタッフを社会保険の加入する手続きを研修等で教えてもらっています。そのため、リゾバスタッフが”社会保険に加入したいんですけど!”と言うと、すぐに手続きをとってくれます。しかしながら・・・リゾバの派遣会社のスタッフから社会保険に加入するための手続きに関するお話をしてくれる場合は珍しいのです。理由は、社会保険に関して理解していないスタッフが多いと言うことと、手続きが面倒だからです。

まず、社会保険に関しては普通の企業であれば事務の方や総務の方が専属で手続きをしてくれますので、その人に任せれば問題ありませんが、リゾバの場合は担当者各々が手続きを行うのです。そのため、ただ元気で明るいだけの何も考えていないような担当者に当たってしまうと、こちらから社会保険の話をするまで全く話が出てこないのです。

また、社会保険の加入を勧めなければならないと言うことを知っていても、”こいつは何も考えていないやつだな!”と思われてしまうと社会保険の話はされないのです。理由は、社会保険の加入手続きをすると一つだけではなくいくつか仕事が増えてしまうからです。つまり、面倒なことはしないのです。会社にとって社会保険に加入させると余計にお金がかかってしまうと言うことも理由になるかもしれません。ちなみに、私は3年間リゾートバイトをいたしましたが社会保険の話をしてくれたのは、アプリリゾートの名古屋支店の担当者だけです。ヒューマニックもアルファリゾートも利用いたしましたが、アプリリゾートの方だけです。もちろん、アプリリゾートの方でも社会保険の話をしないと言う人がほとんどです。おそらく、名古屋支店の方が良かったのでしょう。

※アプリリゾートは以下の会社になります。



まとめ|給料・交通費・社会保障について


企業というのは利益を追求してゆかなければ存続はできません。ということはみんな知っていることです。しかしながら、リゾートバイトの世界では表向きは「高額なお仕事!」「異性との出会いがある!」「リゾート地でバカンス気分で働ける!」とうたっていますが、実は中身は黒とは言いませんが汚い世界なのです。ただし、高額時給で異性との出会いがあってバカンス気分で働けるのは事実です。(派遣場所によりますが・・・)

今回お話ししたことを知っていればリゾバスタッフにとっては何も悪い仕事ではございません。可哀想なのはリゾバスタッフを雇わなければ経営をしてゆけないホテル・旅館とこれらのことを知らない人です。

私自身も3年間リゾートバイトをしたことで、海外留学をしたり、ワーキングホリデーをしたり、リゾバ中に副業をすることができました。そして、現在は台湾でフリーランスとして活動しているのです。リゾバは、自分にとってはとても良いお仕事でした。お金が貯まる上に、支出がほとんどないのですから。でも、一生続けたいと思えるものではございませんでした。おそらく、一生リゾバで生きてゆく!という人はいないと思います。一つの経験や自分の夢のためにリゾバを使う程度に考えるのが一番良いのではないでしょうか・・・

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